仕事中に急に眠くなる、食後に急に眠くなる
「仕事中、急な眠気に襲われる」「ごはんを食べると眠くなる」
こうしたことは日常生活でよくあることですが、ただの睡眠不足ではなく、何らかの疾患が原因で起こっている場合もあります。
急な眠気は仕事や学業に支障を来すようになるだけでなく、バス運転手・タクシー運転手などお仕事で車を運転される方は、運転中に急激な眠気に襲われて事故を起こす恐れがあります。
こうした事態を避けるためにも、急な眠気でお困りでしたら、お気軽に高松市の高松ささき内科ハートクリニックへご相談ください。
急に眠くなるのはストレス?
ストレスの蓄積も急な眠気と関わりがあります。
ストレスや不安事があるとよく眠れなくなったり、睡眠が浅くなったりして、十分な睡眠が取れなくなります。
その結果、朝起きた時も熟睡感がなく、「頭が重い」「体がすっきりしない」などの不調に悩まされて、ますます心が疲れてストレスが溜まり、睡眠の質が低下するという悪循環に陥る場合があります。
急な眠気で考えられる原因や疾患
睡眠時無呼吸症候群
上気道の閉塞により睡眠中、何度も無呼吸状態に陥って睡眠の質が低下する病気です。
日中、激しい眠気に襲われたり、集中力が続かなくなったりします。
また睡眠時無呼吸症候群は高血圧などの生活習慣病とも深い関わりがあるとされていますので、「寝ている時、大きないびきをかく」「睡眠中に呼吸が止まっている」などとまわりの方から指摘された方は、当院へご相談ください。
当院で睡眠時無呼吸症候群の簡易検査・CPAP療法が受けられます。
高血糖・低血糖
普段は正常でも、食後に急激に血糖値が上がり(食後高血糖)、その反動で急激に血糖値が下がるなど、異常な上がり・下がりをみせる状態を“血糖値スパイク”と言います。
血糖値スパイクが起こると、食後、強い眠気に襲われるようになります。
健康診断でも見過ごされがちな状態で、放置すると糖尿病に繋がる恐れがあるので注意が必要です。
急な眠気の対処法
「日中、急な眠気に襲われて困る」という方は、5~10分程度の仮眠を取り入れるようにしましょう。
この時、30分以上眠ってしまうとかえって頭がすっきりしないことが多いので、長くても30分未満の仮眠にとどめておくようにしましょう。
5~10分仮眠するだけでも、頭をリフレッシュさせることが可能になります。
急な眠気でお困りの方はご相談ください
日中眠気に襲われると言っても、多少の眠気なら過度にご心配いただく必要はないと言えます。
ただし、強い眠気に襲われて仕事や学業に支障を来したり、交通事故のリスクがある場合にはクリニックへご相談ください。
急な眠気の奥に疾患が隠れていることもあり、特に食後、強い眠気に襲われる場合には初期の糖尿病が疑われますので、「ただの睡眠不足」と思わずにきちんと診断を受けるようにしましょう。